
普段、私たちが「キノコ」と呼んでいる生きものは、科学的な分類で言うとじつはカビと同一の菌類と呼ばれる生物である。
自身では栄養を作ることができず、胞子を飛ばして他の生きものに付着し、そこから菌糸を伸ばして徐々に細胞を分解しながら栄養を得ている。
ではキノコとカビはどこが違うのだろうか。
これは、胞子を飛ばすための「子実体」を作るかどうか、あるいは子実体が大きいかどうかによる。
子実体とは、言ってみれば菌類にとっての花や果実のようなものだ。
地中で育つ菌糸から伸びた子実体が地表に出て、肉眼でもはっきりと分かるほどの大きさに育つものを「キノコ」、そこまで大きくならないものを「カビ」と呼んでいる。
キノコもカビも俗称であり、分類上の単位ではない。
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地中の菌糸体から伸びた子実体がキノコである。
写真はアマタケ。浜中町にて |